今回は先日お客様へ納品を行わせて頂いた、LEDイカリングキットをご紹介させて頂きたいと思います。
当社のFACEBOOK へも動画を含めて少しご紹介をさせて頂きましたが、改めて。。。
ヘッドライトカスタムといえ、イカリングをまず思い出すユーザー様も多いかと思います。
このイカリングは昔からカスタムパーツとして流行りだしましたが、今でも根強く人気があり何より夜間のインパクトは飛びぬけております。
通称、イカリングといわれているパーツ。
昔から出ていたのは、「CCFL」と呼ばれているもので御座いました。
CCFL というのは、Cold Cathode Fluorescent Lamp の略で、簡単に言いますと細い蛍光灯です。
本当にCCFLで販売されているリングもあれば、世界でもイカリングの通称をCCFLと呼ばれてしまったことから上の画像のようにプラスチック材質のリングに縦線が入り、両端にLEDを装着し、リングが光って見えるようにしているタイプも御座います。
そしてLEDをリング状に設置したイカリングも出回りましたが、やはりLED球がリング状に点点と並んでいるように発光してしまいます。
今回のお客様分もそうで御座いますが、現在はLEDの進歩も大きくLEDでもSMDという小さくそして発光の強いLEDをイカリングとして使われることが多くなりました。
LEDではありますが、球になっておらず小さいためリング状に設置をしても点点とならず、キレイなリング状に発光することが可能です。
更なる特徴としてはCCFLの蛍光灯やプラスチックリングを使わないため、細かい振動の多いバイクにとってはトラブルが少ないということ。
そして発光力が強いこと、LEDのためシングルでの発光はもちろんリモコンを使ってマルチカラーへ発光、フラッシュ、、、、と色々な点灯が出来ること。
デメリット?としては、いわゆるCCFLのリングに比べるとお値段が高価になりやすいということでしょうか。
しかしそれ以上にユーザーさんにとってネックなのは、、、、
ヘッドライトへの組み込み
ではないでしょうか?
実際にとても難しく、、、というよりヘッドライト内がとてもシビアなので一歩間違えると終了という可能性が御座います。
ヘッドライトは分解が出来るようにはなっているのですが、メーカーとしても分解を予定していないため、整備書には分解の仕方が載っていません。
レンズとベースを切り離し分解が出きた場合、次はリングの固定になります。
もちろん固定できるようにはなっておりませんので、工夫をしながらリングを固定しなければなりません。
ヘッドライトにはプラスチックパーツにメッキが施してある車両がとても多く御座います。
これがとても曲者で御座いまして、誤って素手で触ってしまうと最初は何もありませんが組み込んだ跡にきれいな指紋が浮かび上がってきます。
気づかずにベタベタ触ると取り返しがつかなくなってしまいます。
そしてリングの固定にも変な接着剤を使うと、組み込んだ後に気化してしまうのかヘッドライト内が真っ白に曇ってしまいます。
純正ヘッドライトは購入をするととても高価になってしまいますし、いわゆる社外の純正タイプのヘッドライトは光軸があまり合わず、車検の際の光軸検査で光量が出ず不合格になりやすいです。
お勧めとしては純正ヘッドライトへ組み込むか、純正ヘッドライトは残しておき社外ヘッドライトへ組み込むという方法で御座います。
今回のお客様もやはり組み込みには自信がなく、組み込みだけを行ってもらえますか?とのご相談で御座いました。
当社の提携ショップではこの組み込みだけでもご案内をしており、今までも複数の車両へ組み込み実績が御座います。
もちろんお越しいただきその後のヘッドライトの交換、配線加工も仕上げたご案内も行っております。
お客様の方から組み込みをするヘッドライトアッセンブリーを送っていただき、ヘッドライトリングは当社でご案内しているSBL社の商品を発注。
車種はZX6R 09-12 になります。
パーツがアメリカのメーカーから到着次第に私がショップへ納品をし作業をさせて頂きました。
沢山の施工実績があるショップさんでも、分解、組み込みにはいつも緊張をし時間をかけてゆっくりやるほどで御座います。
たまたま施工をしている時にショップへ行ったのですが、話しかけないでオーラ全開です(笑)
そして当社が発注したSBLのリングキットで御座います。
SMDのリングになるため、球が並んでいるという見栄えでは御座いません。
そして組み込み終わったヘッドライトユニットで御座います。
明るいときでもリングがついているような雰囲気はないため、夜間になってびっくり!!という仕上がりで御座います。
内部の配線処理も見えない仕上がりです。
そして真裏で御座います。
配線の出す部分はヘッドライト上部に専用のグロメッとを装着し出しております。
一般的にはヘッドライトの真裏から配線を出しますが、ここから出してしまうとゴムの純正のヘッドライトカバーが収まらなくなり見栄えも悪く、雨水も入る可能性があるためこのような仕上がりをしてもらえました。
ヘッドライトの組み込みは何も加工をせず、そのまま移植が出来るようになっております。
またZX6R 09-12の場合は配線を下から出してしまうと、光軸調整のボルト等に干渉をしてしまい光軸の調整が出来なくなってしまうようで、このことも加味しての配線施工で御座います。
とてもシビアなヘッドライト加工。
せめて組み込みだけでもプロショップさんへお任せすることをお勧めいたします。
気になる配線で御座いますが、専用のカプラー2つだけ(1リングに1つ)で御座います。
画像にも見える付属している配線は数が多いように見えますが、全て専用のコネクターです。
最終的にはプラスとマイナスの2本の配線しかありません。
こちらの商品はマルチカラー発光のON/OFF 発光パターンも全てキーホルダーサイズのリモコンで行います。
その為、プラスマイナスの配線はバッテリーへ直接接続するだけです。
どこかの12Vを探し出して、、、ではなくバッテリー直接の接続になります。
FACEBOOKに動画を掲載しておりますので、是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/pg/Axxl-125245704352253/videos/?ref=page_internal
単色発光、自動色チェンジ、フェードアウト発光、フラッシュ発光、光量調整、速さ、、、
全てリモコンで操作となります。
パーキングにて停車して、離れた場所から遠隔操作。。。。
是非楽しんでいただければと思います♪♪
施工をご希望のお客様はご遠慮なくお問い合わせ、ご質問ください。
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