こんにちは、アクセル本間です。
今回は、バイクのシートカバーの施工方法のブログになります。
前回、私、本間用で特注したシートカバーなのですが、少し手が空いたので取り付けました。
LUIMOTOはカナダにある、バイクシートカバー専門のメーカーで御座います。
とにかくクオリティーが抜群で御座います。
どうやって施工するのかな?難しいのかな?仕上がりはどうなるのだろう・・・。
と思っていられる方に、少しでご参考になれればと思っております。
こちらのメーカーは1からご自身でデザインしたシートカバーを製造もしてくれるメーカーで御座いますので、お気になる方はご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
さて、施工方法ですが、、、
簡単です。(個人差はありますが、、、)
そして作業スペースも小さくて済みますので、今回は私のデスクで行いました。
必要な工具ですが、
これだけで問題ありません。
マイナスドライバー、タッカー だけになります。
このタッカーですが、ホームセンターで一般的に売っている商品になります。
ホチキスの少し大きい感じになります。
店員さんに、タッカーどこですか?と言えばすぐに案内してくれます。
又、タッカーでも値段がピンキリです。高いのですと、8000円くらいのもあります。
ですが、一番安い1000円以内で買える物で十分で御座います。
芯なのですが、最初から少し付属はされておりますが、少ないようであれば近くに売っている芯も余分に購入されたほうが安心かと思います。
芯も沢山のサイズが御座いますが、これも一番安いやつで大丈夫です。
一番の問題は芯の足の長さです。長すぎるとシート表面まで貫通してしまいます。
おそらく一番安く、沢山置いてある芯の足の長さは6mmの幅12mmが一般的かと思います。
その芯も沢山入っていて200円しません。
それでは施工してみましょう。
取り付け車輌は、CBR600RR 05-06モデルになります。
こちらのメーカーは、純正のシートカバーを取り外してカバーを取り付けても、純正のシートの上からかぶせてもどちらでも大丈夫となっておりますので、お客様のお好みでお選び下さい。
今回は違いを見ていただくために、フロントシートは純正シートカバーの上から、リアシートは純正のシートを取り外してから施工いたします。
まずこちらがフロントシートになります。
純正のシートカバーと同じ形状、同じ縫い目、縫い場所です。
もし純正のシートカバーを取り外す場合は、下記のようにマイナスドライバーで簡単に引っこ抜くことが出来ます。
それでは被せてみましょう。
シートカバーの裏には分かりやすいように、センターの印が切り欠いております。
そして、なにも止めずに単純に被せますと、、、
ほぼ出来上がりですね。
純正と同じサイズの生地、縫い目、縫い場所となっており、又、このメーカーのクオリティーがとても高いため、ぴったりとフィットしております。
私も色々なシートカバーを施工してきましたが、販売、製造ショップによっては、その作りが荒く、端に隙間が空いてしまうことがありますが、このメーカーはその心配はまったく御座いません。
又、上部、下部にも施工しやすいようにセンターの切り欠きが御座います。
純正にも(車種によって違いますが)同じようにセンターの切り欠きがありますので、純正の上から施工される場合は同じ場所で固定すれば位置決めのズレもまったく御座いません。
まずは動かないように、後ろ側を1発、止めましょう。又は大きめのクリップなどで挟んで仮固定でも問題御座いません。
引っ張っても動かない状態で前側も止めますが、純正のシートの位置と同じ場所までしっかりと引っ張りましょう。
そして前側も1発止めて固定します。
デザインによっては、引っ張ることで縦にシワが出来ますが、問題御座いません。
その状態で表を見てみましょう。斜めになっていたり、位置がずれていれば一度外して再度やり直します。
問題がなければ、1発ずつ止めていた場所の左右も純正位置と同じ場所にくるように引っ張って止めていきましょう。
四方のとんがっているばしょは最後に仕上げます。
前部、後部がある程度止まりましたら、次はサイド側になります。
もちろん純正と同じようにカットされておりますので、位置決めも難しくありません。
左右のサイド部が全て止まりましたら、四方の施工になります。
こちらも純正と同じ場所まで引っ張って、シワができないように止めていけば完成で御座います。
次はリアの施工になります。こちらは純正のシートカバーを取り外しました。
600RRのリアシートカバーは、純正でも縫われておらず、1枚物のカバーになります。
同じように、センターの切り欠きが御座います。今回は純正のシートカバーがありませんので、しっかりとセンターの位置決めを行いましょう。
止め方はフロントと同じように、後部で1発、前部で一発。位置が問題なければ、打った場所の左右を止めていきます。
そして同じように、サイド側も止めていきましょう。
問題は、四方の場所です。
フロントは縫われているので問題無いのですが、リアは1枚もの。。。
純正もかなり引っ張って苦労している感じが御座います。
純正の折り目を参考に、餃子の皮を包むような感じで角っこを施工いたします。
ここは、かなりぎゅっと引っ張ってシワができないように止めましょう。
妥協して、しっかり引っ張らないと仕上がったときの隅に隙間が出来たり、ブカブカな感じになってしまいます。
四方がしっかりと止まりましたら、完成で御座います。
今回は、リアのベルトは装着しておりません。
いかがでしょうか?
フロントは純正シートカバーの上から、リアは外しての施工でしたが、どちらも違和感は御座いませんでした。
純正位置を見ながら施工されたい場合は、純正シートを取り外さずに施工した方がやりやすいかもしれません。
何か御座いましたら、ご遠慮なくお問い合わせいただければと思います。
今回は、私自身でデザインいたしましたが、、、今更ながら白は汚れが目立ちそうだなぁ。。。
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