こんにちは、アクセル本間です。
本日、4?5?回目のブログ更新になります。
先日お客様からご注文頂いたパーツが入荷し、納品させて頂きました。
ご注文頂き、誠に有難う御座いました。
今回輸入させて頂いたパーツは、、、
SCOTT’S steering damper For CBR600RR 05-06
になります。
ステアリングダンパーで御座います。ステダンです。
お客様から直接のご連絡を頂き、、、
”スタントをやり始めたばかりなのですが、ステダンって必ず必要なものなのですか? もし必要ならどういうメーカーがお勧めですか?”
とのご連絡を頂きました。
元々ステダンの目的は、ハンドルのブレ、挙動、又は突然のハンドルのブレを押さえる役割で御座います。
もちろん見た目で取り付けるだけでもかっこいいですよね!
特に車高の高いオフロード車に、ハンドガードを取り付けて走ると、風の抵抗でハンドルがブルブル震えたり、、、
エンデューロの悪路で、フロントが溝にはまって急ハンドル、、、
これらは、ステダンでしっかり対応できますので、オフ車にはかなり重宝されるパーツでも御座います。
私がレースをしていた際、ステダンをつけるかつけないかで、かなり悩んでおりました。
サーキットの高速の直線から、急ブレーキをしながらバイクを寝かしコーナーに入るとき、立ち上がりでアクセルを開けるときに、フレームがよじれて、ハンドルがグニャグニャしました。
それを体で抑えながら走っておりました。(単純に運転がヘタなのだと思います)
ステダンがあったら、こんな不安はないんだけどなぁ。。。
と思っていたのですが、ステダンを取り付けますとどうしてもその抵抗が出てきます。
その為、S字の切り替えし等がどうしても劣ってしまい、今までつけずに走行しておりました。
もしそのせいで転んだらつけようと思って、、、転んで廃車になりました(笑)
今では、純正で電子制御のステダンが付いているぐらいですので、やっぱり、つけるにこしたことはないかと思いますが、やはりつけるステージ、目的かと思います。
通勤だけの目的なら、必要ないと思いますし、、、
かっこよくしたい!それでも立派な目的で御座います。
今回のお客様は”スタント”という目的で御座いました。
スタントの場合は、金額に余裕がある場合はつけたほうがいいです! あくまでも私個人的な意見ですよ。。。
ウィリーの着地でハンドルがブルブル!!
高速からのストッピーでハンドルがギュイン!
ドリフト等とかなりフロントに負荷がかかる走行を致します。
サーキットで切り返しが、、、というのは無い為、スタント目的の場合は、あったほうが良いと私は考えております。
そしてお客様の方にお伝えしたところ、2つ返事でご依頼を頂きました。
今回のお客様の車輌は、CBR600RR 06モデルで御座います。
ステダンでも沢山の種類が御座います。
大きく分けて、、、
このような棒状のストローク式と、、、
丸っこいロータリー式が御座います。
金額的にはストローク式の方がお安いのですが、私のお勧めはロータリー式で御座います。
単純に、棒に傷が入らないのと、ロータリー式の方が設定幅、使い勝手がとても優れております。
実際に私の車輌にも、ロータリー式のステダンが装着されております。
お客様もロータリー式の中でどれがお勧めですか?とのご連絡を頂きました。
お客様のご予算をお伺いした所、特に決めていないとの事で御座いましたので、自信をもって、私も装着している SCOTT’S 製をご提案させて頂きました。
こちらは、アメリカのでステダン専門メーカーで御座います。
歴史も長く、レース、モトクロスからのデータをフィードバックして設計、製造されております。
ストリートでも良し、スタントでも良し、バリバリのレースでも良しと最高品です。
その為、乗り手の使い方、運転の仕方に対して細かく調節が出来、自分好みの設定が可能となっております。
もちろん車種専用キットで販売されておりますので、取り付けは15分ぐらいで終ります。
そしてこのSCOTT’S は世界に沢山のユーザーがおりますが、レビューを沢山見てみますと、悪い評判を聞いた事がありません。
しいて言うと、他にも有名なGPRのように色の設定がなく、この1色のみと言うことぐらいでしょうか。
ちなみに、上部の左側のバルブはロースピードバルブ(ベースバルブ)となっており、レース等でも、グローブをつけて走りながら細かく設定が出来るようになっております。
要するに、弱い力の時に利くようになっているバルブです。
右側にある黒いものは、キャップとなっており、外すとマイナスの切込みがあるバルブが出てきます。
こちらはハイスピードバルブになり、ローバルブで対応出来なくなった力がかかった時に利くようなバルブで御座います。
そして、左右に小さいマイナスが切り込まれてるバルブがありますが、バイク、乗り手、ステージに合わせられるように、スイープまで調節が出来るようになっております。
一般道では、ステダンが利いてないほどの軽やかさで、不意な急ハンドルになったときにしっかりと利いてくれるという、なんと良くできたメーカーでしょう。
そんなことで、知っている方もいるかもしれませんが、泣く子も黙るオーリンズのステダンはSCOTT’S 製なんです。そこまで信頼、パフォーマンスが良いという証拠かと思います。
お客様もご納得頂き、今回発注、輸入をさせて頂きました。
実際に手にとってみますと、、、
コンパクトです。手のひらに収まるこのパーツで車輌の安全、コントロールを良くしていると思うと、何か頼もしく、愛着が湧きます。
メーカー刻印に、つけたら見えなくなるのに裏にも刻印です。メーカーらしい心遣いです。
もちろん、機械物なので定期的なメンテナンスを必要としますが、このように細かくパーツが注文、オーバーホール出来ますので長くご愛用できるパーツとなっております。
梱包も頑丈です。この仕事柄、まずどんな梱包をされているのかとても気になり、パーツに対しての扱いが分かります。
こちらのメーカーは沢山の車種の設定が御座いますので、気になる方はご遠慮なくお問い合わせ下さい。
お客様にも気に入っていただければ幸いで御座います。
この度は、ご注文誠に有難う御座いました。
1 コメント
はじめまして、高田と申します。
返信削除スコット社のロータリーダンパーですがKawasaki ZZ-R1100もしくはZX-11D型用はございますか?