こんにちは、アクセル本間です。
本日は「輸入パーツ」に関しての実情をご案内、また注意事項もご紹介させて頂きたいと思います。
前にも同じ内容をブログでご紹介させて頂きましたが、輸入パーツをメインとしている当社としては良いところも悪いところも、そして実情を出来る限り発信していきたいと思っております。
出来る限りご承知して頂けるように、何よりも安心してお買い物が出来るように定期的にブログなどでも掲載させて頂きたいと思います。
まずは、、、
「納期」
に関してご紹介いたします。 かわいい絵ですが輸入パーツをメインとしているショップさんとしては切実な問題なのです。
正直なところ、一番この部分に関して悩まされているといっても良いかもしれません。
もちろんこれが全てではなく、あくまでも私が15年ほどこの仕事に携わってきた経験を踏まえまして・・・。
やはり日本の方は時間の規律に厳しく、電車やバスも定時にくるのが当たり前の環境の中で「納期」に関してはなかなか伝わりにくい、理解できない部分がどうしても出てきてしまいます。
お国柄といってしまえばそれまでなのですが、やはり「その国ならでは」というのが出てくるのが実際の状況で御座います。
もちろん全てではないです。
毎回納期が安定して入荷するメーカーも沢山御座います。
やはり海外でも大手メーカーはパーツも在庫を豊富にしており、専用の窓口も設けてあったりとします。
ですが当社では大手メーカーよりではなく、日本ではなかなか出回らない面白いパーツを出来る限りご紹介していることもあり、個人ショップやミドルブランドさんのパーツが多くなっております。
中には直接電話やメールでないとオーダーが出来なかったりするショップやパーツも御座います。
その個人ショップさんのパーツ、ミドルメーカーは急遽、休暇をはさんでしまったり、人数が少ない分なかなか発送までの対応が遅れてしまう事が多くあります。
そして日本と違い、小さいショップ、個人ショップ、ミドルメーカーになればなるほど本国だけではなく世界中にパーツを発送、対応しているところが多いです。
そして小さいショップですとまず豊富に在庫をしているのが少ないです。
そんなショップへ世界中から発注が入ると、、、
そうなりますとその都度その都度、納期が前後してしまうところが御座います。
ですがそのショップさんへ何度かオーダーを行う事で、平均的な納期や事情を把握できる事が出来ており、各パーツの注意事項欄へ目安となる納期を記載させて頂いて御座います。
特に当社のパーツはバックオーダーが沢山御座います。
またはスタントケージ関係、スタントパーツ関係、バックステップはメーカーでも注文が入りしだい作られる受注生産のパーツで御座います。
日本とはお国柄環境の違うところで、受注生産、世界中からの注文、当社からの注文も頻繁に、小さいミドルショップさんへ。
すごい要素が沢山詰まっているのが分かります。。。
当社も日々の頂いているご注文分を、毎日色々なメーカー、個人ショップ、ミドルメーカーへ各々発注をかけております。
その都度納期に関しては心配になってしまう要素なのですが、コンスタントにそのショップさんとコンタクトを取りながら出来る限り把握できるように心がけております。
お急ぎの方、この日までにはどうしても欲しい!! という場合はまず来ません・・・。
言い方が極端なのですが、それに併せてご都合を決めてしまうとご苦労されてしまうのはユーザーさんの方で御座いますので、出来る限り納期、お時間にはゆとりを持って頂ければ幸いで御座います。
次にご案内するのは、、、
「品質、内容品」
で御座います。
こちらも前置きをしますと、全てそうでは御座いません。
「輸入品」と聞くと、皆さんどう思われますでしょうか?
私個人的にはやはり「品質が劣る」というイメージがどうしても御座います。
それは何と比較してなのでしょうか。
そうです。日本に住んでいるからには、日本で販売しているもの、手にしているもの、MADE IN JAPAN と比較をしての輸入品の印象のはずです。
日本で販売しているもの、MADE IN JAPAN は誇らしいほどに世界どこへ行っても、どの方に聞いても「壊れない」「品質が抜群」「精度が高い」 。
輸入の仕事もと当社では輸出の仕事もして御座います。
もちろん車やバイクのパーツをメインに輸出しております。
やはりどの国の方にご案内しても皆さんそういっていただけて、その時ばかりは私が作ってはいないのですが日本人として何か誇らしくも感じます。
その日本の商品と海外の商品を比べてしまえば、やはり品質は良くも悪くも? 劣ってしまいます。
特にカスタムパーツは元々あるものをではなく、元からないものを作っているカスタムパーツがほとんどで御座います。
日本の物と比べてのパーツではなく、「海外パーツ」というステージとしてお考え頂くと良いかもしれません。
そして内容品です。
よく「予告なく変更する事が御座います」といった事が日本の物でも端に小さく謳ってあることが御座います。
海外ブランドは、特に小さいショップやミドルブランドは予告なく変更しすぎます。
もちろん本質的な部分の変更はありませんが、付属品が若干変わっていたり、付属品の配線の色が変わっていたり、細かいパーツが変更になっていたり。
この内容品に関してのお問い合わせやトラブルは特に無いのですが、こういったこともあり説明書や付属内容品としての数量の記載が無いのがほとんどで御座います。
スタントパーツに関しては特にその印象が多く、説明書の1枚も無いのが現状で御座います。
ですが提携ショップでの施工、お客様からの情報、メーカーとの意見交換などを長い期間積み重ねて、お問い合わせが合ったときには出来る限り答えられるように日々勉強、引き出しを多く作るようにしております。
結局、取り付け方が分からなくてどうしたらよいのやら、、、 となってしまうのはとても不安で御座います。
極端で御座いますが、売るのはとても簡単で御座います。
ユーザーさんにとって一番不安なのは、「その後」だと思います。
それは「自分だったら」という気持ちで日々ご対応をさせて頂いております。
施工が分からない、不良品では? 取り付けが出来ない。
返金してちゃんちゃんで終わるのは簡単です。 ですが「自分だったら」そうしてほしくはない。
使いたくて、取り付けしたくて購入をしたもの。 パーツによってはバックオーダーや受注生産で長い期間待った場合も御座います。分からない物をどうしたら取り付けが出来るのか。
一緒になって考えて欲しく、最後まで面倒を見て欲しい。
当社も小さいショップで御座います。
「小さいショップだから出来ない」 ではなく、
「小さいショップだからこそ出来るもの」 を追求してゆきたいと思っています。
次に、、、、
当社では
といった事をご案内させて頂きます。
上記をご覧頂くと、やはり不安な面がとても多くあり、読んだからといってぬぐい切れるものでは御座いません。
そこで当社では出来る限り安心してお買い物をしてもらえるように、色々な方法をご案内、ご用意しております。
やはり一番は金額のことで御座います。
当社ではバックオーダーの商品を多く取り扱っており、または受注生産のアイテムを多く御座います。
おそらくどのショップも、どんな小さいショップでも大手でも、バックオーダーの物、ましては受注生産のものはご入金を頂いてから発注をするのがセオリーです。
ですが「自分だったら」、数ヶ月もかかる商品を、相手の顔も知らない当社に先に支払うというのはかなりの不安であり、心配な要素です。
その為、当社ではバックオーダーの物でも受注生産の物でも、納品の際に運送会社にお支払いいただく代引きもご利用できるようにしております。
または銀行振り込みをご希望のお客様も、ご希望に併せて入荷後のご連絡の後にご入金をいただく方法もご案内、ご用意しております。
要するに発注する前にお支払いする事は無く、入荷後にお支払いが出来るようにしております。
ですが逆を返しますと言葉は悪いのですが、いつでもばっくれられます。
おこがましいですが、このご案内はユーザー様を私から完全に信頼をしてのご案内となり、紳士協定となるのでしょうか。
初めましての方でもいつでもこのお買い物方法、お支払い方法を承っております。
ありがたい事に、15年ほどこのお仕事をして、納品後の受け取り拒否や音沙汰なしといったユーザーさんは片手で数える程度で御座います。
もしまた同じような事が合った場合は、その時の私のご対応、熱心さが伝わらなかっただけ。
安心、信頼、相手の立場にたつこと。 仕事をするにあたっても大切ですが、ご友人同士でも、家族でも、恋人同士でも。 人としてまず大切な事だと肝に銘じなければならないとスタッフ一同思っています。
少し暑苦しいお話になってしました。
結局なぜそこまで、
輸入パーツにこだわるのか
を次にご紹介させて頂きます。
単純に日本には無い面白いパーツが揃っているからです。
日本になぜないのか。
さきほど振れたように、お国柄や環境、人間性が出るのかなと最近になって感じております。
それは規律のある日本人が、日本の道路事情でカスタムをして乗る。
やはり厳しい車検を気にされ、そして白バイ等の目を気にする。
必然と日本のパーツメーカーもハードなカスタムパーツ、オリジナリティーあるパーツが開発されず、ユーザーさん自身もそのようなパーツと出会う事が無くなる。
もちろんそれを製品化をしようとすると、費用もとてもかかります。
日本の個人ショップさんもやはり気軽に作る事が出来ず、作ったとしても高額なパーツとなります。
これは良くも悪くもと思っています。
海外では同じように海外の環境、道路事情からそういったユーザーさんがいらっしゃり、それに答えるように数多くのカスタムパーツ、オリジナルパーツが豊富に出回るのかと思います。
私も数多くのパーツを見てきた中で、アメリカらしい、ヨーロッパらしい、東南アジアらしいといったパーツの印象が御座います。
このお国柄という言葉はいい意味で聞こえないような気がするのですが、その国らしいカスタムパーツというのはとてもすばらしい事だと思います。
日本は厳しいから、そうだからパーツが出回らないんだよ。。。 と思うかもしれませんが
日本は厳しいからこそ、その環境下でいるからこそ、海外のパーツに面白みが湧いてくるのだと思います。
海外でもそういった環境下だからこそ、日本のパーツが好きと思ってもらえる。
世界でその国をシェアできるのはとてもすばらしい事だと思います!
面白いパーツだから施工してみたい、使いたい。カスタムしたいと思う。
その中で買い物や施工途中に関して、パーツに関しての不安を当社で少しでも払拭できれば。
当社はただそのお手伝いが出来ればと思っています。
ユーザーさんに「理解してもらう」のではなく「知ってもらう」
今回は輸入に関しての実情をご案内、ご紹介させて頂きました。
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