STUNTER X スタントで使うハーフ スチールフレーム


こんにちは、アクセル本間です。

スタント車両といえばあの独特なフレームも魅力の1つ、そしてTheスタント車両!!
そんな印象も御座います。

今回はお客様からご注文いただいたこちらのフレームをご紹介させて頂きたいと思います。







このパーツが装着すると、完全本気マシンです。


それがこちらのフレーム。





丸いフレームとなっておりますが、材質が鉄パイプになります。


CBR600 ZX6R GSXR R6 などのマシンも含めて、ほとんどの車両がアルミの材質であるフレームを使っております。


ですがスタントをメインでされる方は、転倒の回数が多いこと、色々な角度からの転倒。
そしてウィリー、着地、ウィリー、着地、、、

長く使っていくと、フレームにはダメージが蓄積されてアルミの溶接部分からクラックが入ってしまうことが御座います。
要するにスタントをメインで使うには強度が劣ってしまうのです。


ですがアルミ材質と、こちらは鉄パイプの塊です。 重量は比べ物にならないほど重たくなります。
それでもこちらを使うほど、強度を重視する部分で御座います。

それでも100%クラックが入らないというわけでは御座いません。
アルミに比べるとはるかに強度がアップするということで御座います。 そしてもう1つのメリットとしては、もしクラックが入ってしまった場合もスチールのためご自身で修正が出来やすいということで御座います。

アルミですと専用の溶接であったり、またはとても技術が必要だったりとしますがスチールですと容易な部分でも御座います。



このスチールフレームで御座いますが、大きく分けて、、、


ハーフフレーム

名前のように前半分がスチールフレーム、リアは純正のアルミフレームを合体させている物です。

負荷が特別かかる部分が前方になります。 その部分はスチールにし、出来る限り重量を増やさないようにあまり負荷がかからないリアは純正のアルミにするといったパーツになります。






 フルフレーム

ハーフと違い、純正のアルミは使わず全てスチールフレームでのパーツになります。
重量は気にせず、とにかく強度重視! そういったパーツになります。




アメリカにある老舗スタントメーカーである STUNTER X 社と提携をしており、当社では両方ともお取り扱いができるようになっております。

スチールフレームといえば、というほどの老舗メーカーで御座います。



フルフレームの場合は全ての材料をメーカーにて用意をして作成をいたしますが、ハーフフレームの場合は通常、純正のフレームをメーカーへ送りそのフレームを使って作成を行います。

ですが日本でフレームをユーザー様で用意をし、当社へ送る、そして当社からアメリカへ送る。。。。

送料を考えただけで目が飛び出てしまいます。



その為、メーカーと提携するにあたり沢山の打ち合わせを行いました。

そしてハーフフレームに関しては、先方でアメリカ国内で中古を準備してもらうといった事が可能となりました。


スタントで主要な車種に関しては、アメリカでの中古はタマ数多く市場に出回って御座います。
国内では中古を探すのも大変で、ご自身のとなるとエンジンを下ろし、梱包して送る。。。
そして純正のフレームはもう戻ってこない・・・・。

少しでも手が出しやすいパーツとなっていただければ幸いで御座います。



そしてフレームに関する車検で御座います。

日本の車検の法律上、メインフレームを少しでも加工をしてしまうと車検には適合いたしません。
ちなみにボルトでとまっているリアのシートフレームはメインフレームではないため、加工をしても問題は御座いません。

その為、ハーフフレーム、フルフレームへの変更ですと車検を通すことが出来なくなってしまいますのでご注意ください。


そういった面でも、ご自身のフレームを送ることはないため純正をそのままお持ちいただけることが出来ます。
フレーム番号のあるフレームはとても貴重で御座います。



そして今回のお客様は、いつもご利用いただいているお客様で車両はZX6R 03-04。
スタントメインでされているユーザー様で御座います。

当初からハーフフレームをご希望いただいており、ご依頼を頂きました。

ご注文を頂いてから、メーカーで中古のフレームを入手、そして手作業で全て作成。塗装。
納期としては2-3ヶ月ほどかかっての入荷となります。








純正のアルミフレームと、スチールフレームはボルト止めなので外すことはもちろん、将来的なリペアもしやすくなります。

こちらは純正のリア側部分で御座います。
使う部分はここだけで御座います。

もちろんご一緒にパウダーコートされております。






そしてメインのスチール部分。





そしてメーカーでは純正の中古フレームを入手しての作業のため、フレーム番号を移植されておりました。

もちろん車検には適合いたしませんのでご注意ください。





STUNTER X では、スタントで主要な車両である、、、

ZX6R 03-04/05-06/09-15

GSXR600/750 04-05/06-07
GSXR600 08-09

YZF-R6 03-05
YZF-R6 06-15

CBR600 F4/F4I
CBR600RR 03-06

こちらのハーフフレーム、フルフレームのご用意が可能となっております。


ちなみにこちらはZX10Rのハーフフレームになり、メーカーで取り扱いが御座います。














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