Vinyl Film Graphic Wrap の施工 Part.1

こんにちは、アクセル本間です。


先日、ブログにも掲載させて頂きました、個人的に輸入したグラフィックラップに関して、沢山のお客様からの問い合わせが殺到いたしました。


沢山の方にご興味持っていただき、本当に嬉しい限りで御座います。


どんなデザインがありますか? 全てフルオーダーでデザインしたのを製造できますか? 自分の車輌には取り付けられますか?


といったご質問を頂いておりますが、特に多かったのが、、、


施工は難しいですか?


自分で出来ますか? 

 出来ればパーツを送るので施工して欲しい。とのご質問がとにかく多かったです。

 
私はプロショップではないため、施工は基本的にはしておりませんが下記のクオリティーで宜しければ、喜んで施工いたします。


又、グラフィックラップは塗装と違い、安く、特殊な機材、知識が無くてもDIYで施工できるというのが大きなメリットでも御座います。


ご自身で施工されて取り付けした方が、モチベーションも変わってくると思います。その様な方のために出来る限り、細かく施工方法をアップさせて頂きたいと思います。


又、分からない事がありましたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。





それでは、少し長くなりますがお付き合いのほどお願い致します。





今回は私の車輌、CBR600RR 06 モデルの試しにリアフェンダー、サイドパネルへグラフィックを貼ってみます。





貼り付けるシートは、、、














今回は、この位置にこの絵が来るようにではなく、ランダムにデザインが貼りだされるようにオーダーしたシートで御座います。

よぉく見ますと、下部の方に左右対称のデザインがありましたので、リアフェンダーには左右対称のデザインで貼り付けて、サイドパネルはランダムのデザインで貼りつける施工方法に致します。

施工画像は、フェンダーとサイドパネルを併行しております。

まず、必要な工具ですが、、、


















これらは全てホームセンターで売られております。簡単に手が入る商品です。

パーツクリーナー、バーナー(又はホットガン)、プライマー、キレイな雑巾、よく切れるカッター、ハサミ、マスキングテープです。

カッターでも問題なく出来ますが、もしデザインカッターがあるようでしたらそちらをお勧めします。 でもその為にわざわざ購入しなくてもカッターで出来ます。

プライマーですが、接着を更に強くさせる誘導剤のような物です。(粘着質ではありません)

ホットガンで十分対応できますが、私のいつもの愛用はバーナーです。バーナーをご購入される方は、ワンタッチで炎がでるタイプを購入してください。(ホームセンターですと、1500−2000円くらいです)


まず第一にですが、、、

貼り付けたいシートを切り出します。














見て分かるように、シートのデザインが左右対称です。デザインの真ん中にフェンダーの真ん中が来るように、そして上部の三角のところがフェンダー先端に来るようにしたいと思います。

切り出す時はもったいないと思わず、余裕を持ってかなり大きく切ってください。ギリギリにきってしまうと作業がやりにくく、仕上げにも響いてきますし、最悪は足らなくなってきます。


次に、下準備です。

シールなので、貼り付ける部分に油分等があるとしっかり貼り付けられませんので、しっかりとパーツクリーナーで油分を落としましょう。特にフェンダーはチェーンのオイルが飛んでおりますので、しっかり落としてください。

又、下記のような細かいオウトツ、溝、裏の縁は念入りに油分を落としてください。



















次に、実際にはまだ貼り付けずにフェンダーの上からシートをかぶせてみましょう。

位置調整をしっかり行ってください。位置が決まりましたら、裏からマスキングテープで固定して動かないようにしましょう。


それでは実際に貼っていきましょう。

仮固定した状態から動かないように、下の粘着の一部を剥します。


















貼り付けるパーツにもよりますが、基本的にはパーツの真ん中を親指などで、スゥゥゥーと貼り付けましょう。

そうしますと、もう動きませんので仮固定したマスキングテープを外して大丈夫です。もし位置がずれているようであれば、剥してもう一度同じ工程で行いましょう。

中心だけ親指でなぞって貼り付けるとこんな感じになります。


















見ての通り、ぐちゃくちゃになりますが気にしないで大丈夫です。

次に先ほど親指でなぞって中心を貼り付けた部分から、外側へ向かって親指の腹(やり易い指でOKです)でゆっくりと擦りながら貼り付けます。必ず、中心から外側へ向かって貼り付けてください。気泡が入りやすくなります。


















こんな感じで擦りつけながら貼っていきます。





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