〜お客様がご来店頂きました〜 ガルウィングダンパー For ハリアー

こんにちは、アクセル本間です。


2週間ほど前のお話になってしまうのですが、ガルウィングのダンパーに関してお客様からのお問い合わせ、お電話を頂きました。


中古でハリアーを購入し、最初からガルウィングが付いていたそうなのですが、まったくドアが上で保持せず落ちてきてしまうとのご連絡で御座いました。


これはもう、ガルウィングの一番の消耗品、心臓部といっていいほどの「ダンパー」の寿命で御座います。




















ガルウィングを装着されている方はよく見るパーツかと思います。


当社も何年も前からガルウィングの取り扱いをしており、併せてこのダンパーのみも輸入、在庫、ご販売しております。

リアハッチには細いダンパーが付いている車輌もあるかと思いますが、こちらのダンパーは、あの重たいドアを上でしっかり保持できる、ガルウィング専用の強化ダンパーとなっております。
この強化ダンパーは、600650700750800850LBS を多数当社では在庫しており、一般的にガルウィングに付属しているのは650の圧力で御座います。
ちなみにこの「LBS」という単位ですが、KGに換算しますと、約0.45KGです。
850LBSは約390KGの力がないとダンパーが縮まないという驚異的な圧力で御座います。まず手では押し込めません。


少しガルウィングのダンパーに関してお話させて頂きたいと思います。
ダンパーに関して沢山のお客様からお問い合わせが御座いますが、その中でも一番お問い合わせ内容が多いのはこの車輌であれば、どの圧力がいいですか?

というお問い合わせで御座います。


当方も実際に沢山のガルウィングを装着し、沢山の圧力を試してきました。
その方のお好みや個人差、使うステージによってかなり様々ですので一概にはお答えが出来ない所で御座います。
ですが、少しでもご参考になれればと思い、個人的な見解では御座いますが記載させて頂きます。
まずダンパーの性質上、外気温が低い冬場はダンパー内部のパーツが固くなっており、その状態でダンパーを頻繁に動かしますとダメージがとても大きくなり寿命が短い傾向が御座います。
そして外気温い夏場などは、内圧が高くなり寒い時に比べて圧力が少し高くなります。
あまりない機会ですが、暑いときにドアはしっかり保持していたのに寒くなると保持しなくなってしまうといった症状が出る場合が御座います。
そして圧力が高ければ高いほど、ドアを持ち上げる際は軽々とあがり、上でしっかりと保持します。
であれば、高いに越したことはありません。
と思いますが、持ち上げる時は軽くても下げる時には、頭に血管浮かべて歯を食いしばって両手で下ろすといった事が必要になる場合が御座います
そして圧力が高いほど寿命が短い傾向が御座います。
なので、850という一番高い圧力を冬場に沢山動かすのが一番寿命を短くする事となってしまいます。

寿命的には一番長い圧力の低い650になりますが、ドアにデトニングやスピーカー増設、モニター設置などで重たくなりますと、650の圧力では持たずドアが上で保持できない場合が御座います。
スピーカー、モニターを装着しなくても、しっかりとデトニングをした車輌ですとまず上での保持が不安定になり、ドアを上げるのもかなり重たくなります。
その為、ドアの重たさによってかなり様々なので一概のお答えが出来ないのですが、最初に付属していたダンパーから比べて、圧力をお選び頂く事が一番で御座います。



大まかには、一般道で頻繁に上げ下げを行う方で御座いましたら750、800LBS。


ショーなどでドアを上げっぱなしの状態が多い方は850という感じで御座います。


そしてようやくお話が元に戻りますが、お客様から750を2本と、そのアダプターを4つ(片ダンパーに2つ必要)のご注文を頂きました。


色々とお電話でも交換の仕方や色々なお話をさせて頂いたのですが、勉強したいので行っていいですか?


もちろん大歓迎で御座います^^ やはり実際にお客様とお会いできるのはとてもうれしいことで御座います。


ですが、当方プロショップではない事をご了承頂きました。色々と個人的にガルウィングを触っていただけの知識で御座いますが、精一杯ご対応させて頂きたいと思っております。

そして昨日、お客様がお越しくださいました。


なんと栃木県からわざわざお越し頂きました!


何もお構いできず申し訳御座いませんでした。


早速確認してみたところ、まったくダンパーが聞いていない状態で御座いました。


タイヤハウスのカバーを少しめくり上げるだけで、ダンパーは交換できるのですが、どんな構造になっているのかということでフェンダーを外させていただきました。



そしてダンパーを外してみました。


















通常は右のように突っ張っている状態ですが、片手の親指ですぅぅっとロッドが中に入っていきました(笑)

つっかえ棒にもなっていない、本当に死んでしまっているダンパーで御座います。

そして新しいものに交換して、ドアの上下を少し調節してお客様へ実際にドアを持ち上げてもらったところ、、、



おぉぉぉ!!



これを聞いただけでやった甲斐が御座います(笑)

お時間もお時間だったのですが、せっかくなので横浜の赤レンガに行くご予定だそうで御座います。

私も頻繁に横浜、みなとみらいには行きます 神奈川県を楽しんでお帰り頂ければ幸いで御座います。

重要な車輌の画像取り忘れました・・・・・・。

そして車以外にもバイクのBMW S1000RRに乗られているそうで、そのパーツも色々とご検討、お問い合わせを併せていただいている段階で御座います。

今後とも末永くお付き合い出来れば幸いで御座います。


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